自転車を使った点群計測

展示会に行くと「LidarSLAM」を多く見かけます。
 
今回は弊社で行った、自転車を使用した
LidarSLAM計測を紹介します。
 

 
やってみて分かった事ですが「カッコイイ」です。
これからの測量はカッコ良くいきたいですネ!
 

 
計測データは点群ビューアサーバーに
アップロードしておりますので御覧いただけます。
 

フルサイズリンクは ここをクリック
新しいタブが開きます
 
自転車を使用したことにより、計測時間は
キャリブを含め約25分でした。
また、GNSSで位置情報を取得しながら計測を
行うためSLAM特有の累積誤差も生じません。
 
応用的な点群計測承ります。
お気軽にご相談ください!

CIMデータ

弊社は建設系の新聞に広告を載せております。
その際に、背景画像として使用している
「接続マスのCIMデータ」を公開します。
  

     -- 成和技術 広告 --
  

汎用性の高いフォーマットである3次元PDFに変換して
おりますのでAcrobatReaderがインストールされた
パソコンであれば見ることができます。
 
コチラよりデータをダウンロードください。
CIM接続桝配筋図
↑右クリック「名前を付けて保存」を選択し
ローカルPCにデータをダウンロードしてください。
(サーバーの込み具合で反応が遅れる場合があります)
 
WEBストレージからもダウンロード可能です。
データ便
 

※3次元PDFの表示方法
 
ダウンロードしたPDFファイルをAcrobatReaderで開き、
「今回のみこの文書を信頼する」を選択します。

 
 
”?”マークを右クリックし、
「コンテンツ」をアクティブにします。

  

接続マスのソリッドデータが表示されます。
◎を選択すると表示している
レイヤープロパティを変更できます。

 

レイヤーのON/OFFや透明などの設定ができます。

 


 

 
 
是非、データをダウンロードし、
グルグル回してみてください。

点群を活用した積雪深の計測

点群は差分解析が得意です。
 
降雪前と降雪時期を計測することにより、
積雪深の解析ができます。
 
次に紹介するデータは、除雪により耕地に排雪した
雪の状況を調査したものです。
(Phantom4RTK使用)

 

 

クリック↑すると大きな画像で表示できます
※標高段彩ではありません。積雪深です。

 

道路や駐車場から排雪した「雪の量」「範囲」を
一目で把握することが出来ます。
土量計算(雪量計算?)も簡単にできます。

 

このような手法を用いて雪崩や雪庇調査の
業務実績もあります。

 

応用的な点群解析承ります!

UAVレーザ測量の成果検定

2019年より日本測量協会でUAVレーザ測量の成果検定が開始されました。
弊社では検定に対応した業務実績が多くあります。

 

昨年度、日本測量協会で行わたUAVレーザ測量の成果検定は約65件ですが、
検定回数が1回で合格した成果品は5件となっております。
その中には弊社で作成した成果品もあります。

 

UAVレーザ測量を検討の際は、お任せください!
 


 
クリック↑すると大きな画像で表示できます

3Dプリンタで作成した「模型(ジオラマ)」の紹介

弊社では3Dプリンタを2台導入し、3次元点群データより
「地形モデルの模型(ジオラマ)」を作成してます。

 

図面だけではなく、模型と併用することで、
急傾斜地、雪崩対策、工事用道路、etc…等
を視覚的に検討する事が出来ます。

 

BIM/CIMモデルについても模型化する事もできますので、
地形データとBIMモデルと重ね合わせた
「完成予定モデル」なども作成してます。
打ち合わせや、事業説明会などで活躍しており、
図面に慣れていない方への合意形成手法として
高い評価をうけてます。

 

以下に作成した模型の一部を掲載しましたのでご覧ください。

 

地上レーザによる橋梁点検

全体的に歪みのある橋梁について3次元点群測量を行いました。

 

使用機材は地上レーザ「TrimbleSX10」です。

 

UAV空中写真より写真地図を作成し平面図として使います。
使用機材は MavicMiniです。

 
たわみ状況の表現はこのようになります。


  

 
解りやすい調書を作成することができました。
点群データの活用は「状況に応じた表現方法」が大切ですね!

写真測量

写真測量システムの紹介です

このシステムは、一眼レフカメラとRTK-GNSSロガーが連動します
GNSS観測データをもとに、PPK(後処理計算)処理をすることで
写真データのEXIF情報に正確な位置情報を付与する事ができます
このことにより、対空標識を置かなくとも高精度な写真測量が
可能です

 

レーザースキャナー導入後は出番が少なくなりましたが
対空標識が設置できない場所での写真測量で活躍します
(人が立ち入る事ができない危険個所など)
従来通り、対空標識を使った写真測量でも使用します
一眼レフを使うので鮮明な写真データを取得できます
一眼レフカメラを使った空撮は測量だけでなく、
パンフレットやプロモーションビデオの作成、
遺跡調査としても活用する事があります

浸水状況シュミュレーション

7月末、豪雨による最上川の氾濫が原因で、

近場では大石田町が大きな被害を受けております。

 

それから半月ほど経ちますが、浸水状況の調査依頼がありました。

弊社では調査手段の1つに「3次元データを使った

浸水状況シュミュレーション」を行っております。

 

浸水の経緯がシュミレーションにより明らかになり、

最終的には被害状況の空撮と同じになるようです。

 

被害状況撮影:株式会社パスコ/国際航業株式会社↓
https://corp.pasco.co.jp/disaster/.assets/063410-20200729-01.jpg

 

一緒に仕事をしている仲間も床上浸水の被害を受けたため

社内で有志を募り片付けのお手伝いに行きました。

 

あらためて被災された皆さまには、

心からお見舞い申し上げます。

樹木等の伐採量算出

レーザー計測により樹木の量を算出することができます
一例ですが、「最上川流域の支障木計測」を紹介します
 
 
点群データをDEM(地表データ)とDSM(植生等表面データ)に分け樹高を算出します
 
DSMとDEMを色別にした断面図です↓
DSM-DEMが樹高になります

 
 
樹高をメッシュ化してオルソ上に展開しました↓
樹高により色分けしています

 
樹高毎のメッシュを集計することで数量を算出します
 
 
実績を紹介してますので「UAV測量→実績NO18」
を見てみてください
 
7月現在、最上川流域において支障木範囲を把握するために
約60haのエリアを計測中!

UAVによる消波ブロックの浸食調査

UAVレーザー計測を活用した
消波ブロックの浸食調査を紹介します

 

消波ブロックの計測は
今まではノンプリTS等を使用して計測しており
岸の反対側(海側)の計測は陰になり難しい状況でした

人がミラーを持っていけば可能すが、
危険な状況であることはあきらかです

 

これに対して、UAV測量では人が立ち入ることなく
上空から消波ブロック全域を3次元で計測します
もちろん、岸から離れた消波ブロックでも大丈夫です

 

以下に添付するデータは昨年に測量したときの画像です

 

常に波しぶきが上がっている現場のため、人が近づくのは危険です

 

消波ブロックの調査がメインでしたが
工事用道路も検討するので、陸側の地形も一緒に取得し
平面図と3次元TINデータを作成しました

 

計測した点群データより縦横断図を作成してます

 

延長約2.3kmほどありましたが、計測自体は1日で

完了しました

TSとは比較にならないほどの短時間作業ですね